こんにちは、ふぉーんです。
テンセットから激熱ファンダ「自動買戻し」が発表されましたね!
https://tenset.io/automatic-buyback-program/
これは、テンセット社がカンガ取引所に預けているKNGのPOS収益をすべて自動的に買戻しに充てるというものです。(週一回実施)
凄いですよね。自身のポートフォリオを完全公開して、ステーキング収益を全てバイバックバーンに使う。
言うたらコレお金配りおじさん最終形態ですよ。前〇社長もびっくり。
さて、このファンダについて今回も考察を交えて深掘りしていきたいと思います。チェケラ。
目次
テンセット社のKNGステーキング額と、POSシステムの収益計算方法
現在テンセット社が公表しているカンガへのステーキング量は2,100,000KNG。
2021/9/29現在、1KNG=$21を推移しています。本日の価格で計算すると、$44,100,000
日本円で約49億円笑
まず、ステーキング額がヤバいです・・・
POS収益については、そのまま買戻しに充てるという事なので、ステーキングボーナスは付かないと思われます。残念。ですので、1日当たりのPOS収益は、
POSトークン総量*APY/365
という単純な式で計算されますね。
因みに、複利運用を行った場合の一日あたりのPOS収益は、
POSトークン総量(1+0.003*n※POS経過日数)*APY/365
で表すことが出来ます。皆さんも将来のPOS収益に想いを馳せて計算してみてくださいね。
ちょっと寄り道。テンセット社のステーキングAPYはいくら?計算してみよう。
ここで、テンセット社の割り当てられたAPYはいくらなのか計算してみましょう。流石に一般ホルダーと同じなんてことはないでしょうね。
これは、公式からの「10SETがカンガ取引所に上場する日には8000~10000KNGの買戻しができる見込みである」という発言から推測できます。POSが可能になったのが9/23なのでステーキング期間はちょうど一週間。
これをテンセット社のPOS収益の式に当てはめてみると、
2100000*APY/365*7=9000 (間を取って9000KNGという値を採用しました。)
これを解くと、
APY=約22.35%
となります。やはり、僕たち一般ホルダーよりはいい条件でステーキングできていますね。うらやましい!
テンセット社のPOS収益はいくら?「君がッ億るまで買戻しバーンを止めないッ!!」
前述のとおり、1週間で9000KNG程の収益が上がるという事でしたので、現在価格の1KNG=$21で計算すると、$189,000ですね。日本円換算すると¥21,073,500(ドル円レートは9/29現在の111.5円で計算)
毎週2000万円というこのとんでもない額のPOS収入は全て10SET購入に充てられ、バーンアドレスという名のブラックホール行き。これを永続的に実施。
もうね、語彙力皆無になりそう。お金配りおじさん最終形態やばすぎでしょ。
それに加えて、KNGトークンが値上がろうものならパラダイスですよ。1KNG=$200になってみなさいよ。
そうなると、毎週2億円の買戻しバーン。
いやいや・・・やり過ぎだって笑
POS収益の買戻しによってテンセットのバーン進行はどれくらい変わるの?
テンセットのセールスポイントの一つ。バーンを進行させることで供給量を減らして希少価値を高める。
今回の継続買戻しによって年間でどれくらいの10SETがバーンさせるか考えてみます。といっても双方の価格が絡み合って複雑すぎて僕には計算ができないので、現時点のトークン価格を固定して考えてみますね。
実際そんなことはありえないので、これはエンタメとして見てください。
執筆時点での10SETの価格は約$1.7。KNGは$21です。
KNGは10SETの約12.35倍です。つまり、9000KNGで10SETが111,150枚買えるということになりますね。
1年=約52.14週間を係数として掛けると、年間では5795361枚が買戻しバーンされます。
現時点の10SET総バーン量8,858,420枚という数字と比較してみても、中々の破壊力なのではないでしょうか?
もちろん前述のとおり、双方のトークン価格は変動します。
10SETの価格が相対的に高くなれば買戻しバーンが遅くなり、KNGの価格が相対的に高くなれば買戻しバーンが早まることになりますね。
現時点ではKNGはまだ上昇の余地があると思われるので、もっと早いスピードでバーンが進んじゃいそうです。
これにより、テンセットの総量が210万枚になる日が早まりそうですね。
カンガホルダーの懸念点。テンセット社の売り圧VSカンガ取引所の買い圧
カンガホルダーの皆さんには懸念される点があると思います。それは、ずばりテンセット社の売り圧とカンガ取引所の買い圧のバランス。もう少し噛み砕いた表現をすると、
「テンセット社の売り圧が高かったらKNGの価格が上がらないじゃん!」
という事ですね。
これについて見ていきましょう。
テンセット社の売り圧は前述のとおり、約9000KNG/週ですね。
これに対し、カンガ取引所にも買戻しのシステムがあります。
ここのバランスがどうなんだ?というところは皆さん知りたいところですよね。
しかし、残念なことに2021/9/29現時点では買戻し額を把握する術がありません。
CMC等に取引額のデータが掲載されたら、計算して追記しようと思いますので、お楽しみに。
KNGホルダーにとってはかなり重要なポイントですからね。
気付いたら最後はまたカンガ中心の話になってしまいましたが、これもまたご愛嬌という事で。
記事についてツイッター等で反応もらえると嬉しいので、更新頻度が上がったりするかもしれないです!
では、良いテンセットライフを。
執筆:ふぉーん